がん検診の受診率引き上げに向け総社市は、地元の吉備信用金庫と保険会社のアフラックの2社と協力関係を結ぶことを決め、調印式が行われました。
調印式には総社市の片岡聡一市長と吉備信用金庫の平田周志理事長、それにアフラック中国・四国法人根岸淳支社長の3人が出席しました。3人は総社市民のがん検診の受診率向上に向け相互に協力することで協定書に署名・押印しました。がんの早期発見・早期治療を日ごろの営業活動で啓発していた吉備信用金庫とがん検診受診率向上の手法を模索していた総社市の思惑が一致し協力関係の締結が実現しました。総社市は6種類のがん検診を実施していますが受診率はいずれも20%を下回っています。最も高い大腸がん検診が17.7%、子宮がん検診はわずか11.7%にとどまっていて、がん検診受診率向上に向けた取り組みが急がれていました。
吉備信用金庫はさっそく今月15日にがんセミナーを開くなどがん予防や早期治療に対する啓発に力を入れていくことにしています。




