備前焼と並び、岡山を代表する焼き物の一つ「酒津焼」。6代目岡本研作さんの作陶30周年を記念する個展が、今日から天満屋倉敷店で始まりました。
釉薬による色の深みと重厚な味わい深さが人気の酒津焼。会場には、酒津焼6代目の岡本 研作さんの新作80点が並んでいます。去年は、酒津焼の窯が築かれてから140周年と大きな節目を迎えて感慨深いものがあったそうですが、自身の30周年に関しては「一つの通過点」と新しいものへ挑み続ける姿勢を崩しません。作品も陶芸家として歩みだした頃は、先代たちと違うものをと奇をてらう傾向があったそうですが、いまでは、生活のなかでの
使いやすさを追求し、落ち着いたシンプルなものを心がけています。作陶30年を記念する酒津焼 岡本研作さんの個展は12日(火)まで天満屋倉敷店で開かれています。




