倉敷市児島地区の母親たちが、万引き防止を呼びかける紙芝居を手作りしました。
手作りしたのは、児島署管内の幼稚園や小中学生の母親などでつくる少年を守る母の会の会員およそ30人です。子どもたちに優しく万引き防止を訴えていこうと、初めて手作りしました。紙芝居のタイトルは『ごめんねマーくん』。防犯連合会の職員が考えたオリジナルストーリーです。出来心で万引きしてしまいった小学生が、夢の中で祖母からもらった熊のぬいぐるみに諭されて、行為を後悔するという内容で、13枚の紙芝居に綴っています。母親たちは、子どもたちの健やかな成長を願って、丁寧に仕上げていました。紙芝居と合わせて、デニムの生地を使った啓発用のタスキも手作りしました。紙芝居とタスキは、今後、児島署管内で行われる啓発イベントで使われます。児島署管内の少年による万引きの認知件数は、地域を挙げて啓発活動に力を入れていることもあって、ここ数年は減少傾向にあるということです。




