琴伝流大正琴の第23回西日本大会が、開かれました。
大正琴は、大正元年に誕生し、来年で生誕100年を迎えます。現在は、全国各地に40万人、岡山県内だけでも5,000人を超える愛好者がいます。この発表会も琴を通じて互いの親睦を深めようと、毎年、行われています。大正琴は、タイプライターのボタンをピアノの配列に並べたもので、楽譜も数字で書いてあることから、楽譜が読めない人でも気軽に始めることができると、生涯学習として人気を集めています。会場では、西日本各地から集まったおよそ1200人の愛好者が、懐かしい歌謡曲などを披露しました。訪れた人たちは、大正琴の奏でる哀愁のある澄んだ音色を聞き入っていました。




