第25回記念全国下津井節大会が倉敷市児島の児島文化センターで行われました。
大会には県内をはじめ、北は長野から南は佐賀まで、全国から165人が参加しました。参加者は高年、青・壮年、少年・少女、舟歌調の4つの部門に分かれて、自慢ののどと、節回しを競いました。この大会は昭和61年に、下津井節振興会などが全国に下津井節を広めようと、始めたものです。はじめの頃は20人程の参加人数でしたが、年々参加者が増えていき、現在では毎年200人近くの下津井節愛好者が児島に集まるようになりました。第一回大会から欠かさず出場を続けている、倉敷市児島唐琴の藤井頼さんです。
今大会の最高齢出場者で、98歳となった今でも、唄声は衰えていません。
下津井節全国大会は明日も開催され、きょうの予選を勝ち抜いた33人が決勝戦を争います。なお25回大会の記念イベントとして大会の初代優勝者など5人による競演も行われる予定です。




