倉敷市在住の抽象画家、井上準三さんの作品展が、倉敷美観地区のギャラリーKで開かれています。
倉敷市生れの井上さんは、大学卒業後、日本を代表する抽象画家、津高和一さんの助手を務めたあと帰郷し倉敷で画業に励んでいます。この40年間、テーマは一貫して「生命の色」と取り組んできました。大きく分けて「赤」と「青」を基調とした作品を描いています。今回出展された30点は、この2年間で書き上げた作品です。透明感のある青を基調に、無作為にちりばめられた絵の具の滴や塊が、時に心模様や宇宙など、さまざまなイメージを思い浮かばせてくれます。「井上準三展」は倉敷美観地区のギャラリーKで10月3日まで開かれています。




