昭和30年代の商店街の賑わいを再現する催し「れとろーど」が総社商店街できょうから始まりました。
総社の商店街は総社宮の門前町として栄えた歴史ある通りです。毎年、この催しでは大勢の家族連れらが繰り出し、レトロな商店街を楽しんでいます。
今年のテーマは「心を詠みつむぐ」で商店の一角では古本市が開かれ人気を集めました。街角ではいたるところで路上ライブやパフォーマンスが行われ道行く人がしばし足を止め聞き入る姿も見られました。今年、学校創立50周年を迎える総社東中学校の吹奏楽部の保護者やOBはわたあめなどを販売する出店を出し、売り上げ金を楽器の購入や修理の費用に充てています。
また、山手地域づくり協議会のメンバーは大鍋で500人分のトン汁を作り販売しました。
このほか総社市出身の洋画家堀和平の旧宅にはデザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインを手がけた暖簾が飾られ和の雰囲気に彩りを添えました。
「れとろーど」はあすも午前9時から夕方4時まで総社商店街一帯で開かれます。




