総社市内で水墨画を学ぶ墨遊会のメンバーが、総社市民ギャラリーで作品を開いています。
会場には 墨遊会の講師と会員合わせて7人の作品、27点が展示されています。墨遊会は 30年ほど前に総社市内の水墨画愛好者で結成され、一時は市内6ヵ所で教室が開かれていました。今では 月に一度、会員の自宅に集まり、総社市出身で現在 大阪で活動する寺山南陽さんの指導で活動を続けています。会員は 40代から80代と幅広く、中には20年以上描き続けている人もいます。その一人、前田政子さんは「構図と墨の濃淡だけで表現される水墨画は一瞬の筆づかいで出来、不出来が決まるところが面白いです」と話していました。作品は 植物や風景などが中心で、訪れた人は、「無駄を省いて描かれていて、スッキリとした表現が気に入りました」などと感想を口にしていました。墨遊会の作品展は総社市民ギャラリーで今月 26日午後4時まで開かれています。




