今年で就航100周年を迎えた宇高連絡船の企画展が、岡山市のデジタルミュージアムで開かれています。
会場には、就航していた当時の宇高連絡船の備品や写真など334点が、展示されています。宇高連絡船が廃止された昭和63年以降に、岡山市デジタルミュージアムとともにこの企画展を開いている宇高連絡船愛好會の会員が、集めました。展示品を、宇高連絡船の歴史や特徴、安全対策など4つのエリアに分けて、本州と四国を結ぶ動脈として、周辺地域の発展に貢献してきた役割を分かりやすく伝えています。こちらの展示品は、宇高連絡船鷲羽丸の船名板です。今も高松市が大切に保管しています。こちらは、昭和40年代の時刻表。国鉄の鉄道ダイヤに宇高連絡船の時刻表も組み込まれています。このほかにも、安全対策に改善を重ねてきた足跡や連絡船の廃航を惜しむ人々の思いを伝える展示物が並んでいて、あらためて連絡船が果たした役割や影響の大きさを知ることができます。就航100周年企画展宇高連絡船の歴史は、10月11日まで岡山市のデジタルミュージアムで開かれています。




