倉敷市立粒江小学校のクリ園で、きょう、児童と幼稚園児がクリ拾いを楽しみました。
クリ拾いをしたのは、粒江小学校の5年生と、粒江幼稚園の園児あわせて63人です。粒江小のクリ園がある林は、明治41年に地元の住民から寄付された土地で、戦時中に食べ物が不足した時期にはサツマイモ畑として子どもたちの飢えをしのいでいたそうです。そして戦後まもなく、地元の青年団が120本のクリの苗を植えたのがクリ園の始まりです。以来、6年生が卒業記念にクリの苗を植樹したり、教職員やPTAが草刈りをするなどしてクリ園の世話を続けています。
今年は、猛暑の影響で実の数も少なく大きさも小粒なものが多いとのことですが、児童たちは、来年入学してくる園児たちを手伝いながら、クリを拾い集めていました。きょう拾ったクリは、各自家庭に持ち帰って秋の味覚を楽しむことにしています。




