倉敷商工会議所の大原謙一郎会頭が今年１０月末の任期満了で退任する意向を発表しました。
大原謙一郎会頭は２００１年に第１０代会頭として選任され、３期９年間会頭職を務めてきました。退任を決意した理由を大原会頭は「長くその職に就き続けるとマンネリ化し、アイデアも枯渇する」と話し、「ここで身を引きたい」と述べました。３期９年間で最大の出来事は、という質問にはチボリ公園の閉園と答え、「どの選択肢を選んでも全員が満足する解決策はない中、最小限、我慢できる着地だった」と坂口前社長の手腕を評価しました。
一方で、倉敷屏風祭りや倉敷フォトミュラルなど民間から出たアイデアが定着し街づくりに活かされたと話しました。後任の会頭は１１月の議員総会で選任されることになっており、大原会頭は個人として街づくり関連事業にリーダーとして取り組んできた岡荘一郎副会頭を推薦することを明らかにしました。大原会頭はチボリ公園跡地を中心とする倉敷駅北側の開発がこれからの最大の課題と話し、新会頭に新しい風を吹かせて欲しいと期待を寄せました。
