今年は終戦から65年です。玉野では、戦争の犠牲になった市民の冥福を祈る追悼式が、玉野市市民会館で厳かに行われました。
追悼式には玉野市内11地区の遺族会や市民などおよそ200人が参列しました。追悼の挨拶で黒田市長は、「人類の現在の繁栄は戦争で尊い命を犠牲にした人々に基づくものです。今後、『戦争』という事実を決して忘れることなく、後世に伝えていきましょう」と述べました。戦争の犠牲になった玉野市民は分かっているだけで、1,320人です。この戦没者の霊を慰めるため、参列者全員で花を手向けていきました。終戦から65年たち、玉野市内の遺族会のメンバーも高齢化が進んでいます。遺族会では今後、戦争の悲惨さを次の世代にどう語り継ぐいでいくかが課題となっています。




