倉敷市のマービーふれあいセンターで特設の出張水族館が開かれています。
珍しい海の生き物が勢ぞろいです。
長い脚がトレードマークのタカアシガニに、尖った歯で噛まれると危険虎模様のトラウツボ。
こちらは怒ると大きく膨らんでトゲトゲになるハリセンボンですが、いまは安心しているようです。
マービーふれあいセンターの特設水族館にはおよそ30種類の珍しい海の生き物たちが集まっています。
岩にそっくりのこちら、岩ではありません。
猛毒を持つ魚、「オニダルマオコゼ」です。
皮膚にハブ毒の30倍ともいわれる強力な毒を持っていて、岩と間違えてうっかり踏むと大変なことに。
海で見かけた際は要注意です。
そしてこちらが今回の水族館の主役、コツメカワウソ。
名前の通り小さな爪が特徴で、体もカワウソの中では最も小さく、可愛いフォルムが魅力的です。
訪れた子どもたちもカワウソのつぶらな瞳に釘付けでした。
生き物と触れ合うことのできる体験コーナーも用意されました。
中でも注目を集めていたのがウミガメの餌やり体験です。
草食性だというこのアオウミガメ、餌の海藻を、食べやすいように顔の近くに落とすと首を伸ばしてパクリ。
他にもザリガニ釣りに金魚すくい、砂を掘って貝殻を見つける貝殻探しも大人気でした。
「カワウソと南の海の水族館」はあさって9日(月)までマービーふれあいセンター1階展示室で開かれています。




