大晦日と言えばお家などの大掃除をされた方も多いのではないでしょうか?玉野市ではかつて市内を走っていた玉野市営電鉄の歴史を伝えるため保存されている車両の大掃除が行われ、今年一年を締めくくりました。
掃除が行われたのは玉野市のすこやかセンターで保存されているかつて玉野市電を走っていた車両です。
この車両は1953年に玉野市営電鉄開通と同時に玉野市内を走っていました。
その後、赤字のため香川県の琴平電鉄に売却されていましたが2006年に現役を引退したタイミングで玉野市に里帰りしてきた地域の歴史が詰まった車両です。
現在、玉野市電保存会が中心となって保存活動を行っています。
車両が玉野に戻ってきてから17年。
年末には毎年、大掃除をしています。
今年この車両は玉野市電廃止50周年のイベントや毎月行っている車内公開などで活躍しました。
会員たちが1年の労いの想いを込め、ほうきでほこりをはらったり、窓ガラスをふいたりして車両を丁寧に清掃していました。
次の車内公開日は来年の2月5日(日)です。




