総社の秋の風物詩「神が辻薪狂言」の開催を今週の金曜日に控え、子ども狂言に出演する小学生児童が最後の練習を行いました。
24回目となった神が辻薪狂言の子ども狂言に参加するのは、総社市内の小学校に通う4年生から6年生までの児童10人です。7月に練習を始めて夏休みを利用して8回の練習を行いました。今年の子ども達が演じるのは「菌(くさびら)」「以呂波(いろは)」「痿痢(しびり)」の3演目です。練習を始めた当初は「菌(くさびら)」だけを行う予定でしたが、練習2回目のときには台本をほとんど覚えたり、例年以上に子ども達が真剣に取り組んでいることから、急遽、2演目が追加されました。子ども達は、講師の大蔵流狂言師、善竹忠重さんの指導を受け、狂言独特の言い回しや所作など、練習最終日となったきょう、細かい点を調整していました。第24回神が辻薪狂言は今週24日(金)総社市民会館で午後7時開演です。




