塩の町、玉野市山田地区で子どもたちが塩作り体験で使う土器の製作を行いました。
土器作りをしたのは山田子ども学級に参加している1年生から6年生までの19人です。山田子ども学級では子どもたちに玉野市山田地区が、古くから塩作りの町として栄えてきたことを、実際の塩作り体験を通じて知ってもらおうと、毎年開催しています。11月の塩作り体験を前に、今日は海水を煮詰める際に使う器の製作が行われました。子どもたちは、地域の指導員から作り方の手順を教わり、早速、粘土をこねるところから始めました。次に、細くひも状にした粘土を巻きながら積み重ねていき、器の形に作り上げていきました。子どもたちは、器をなるべく同じ厚さにしたり、粘土の隙間を平らにならしたりと、器用に指先を動かしながら、思い思いの作品を完成させていきました。きょう作った土器は乾燥させた後、窯で焼き上げ、11月6日に、地区の海岸で行う塩作り体験で使われる予定です。




