絶滅危惧種に認定されているリクガメ「ホウシャガメ」が玉野市のおもちゃ王国できょう(9日)から一般公開されています。
おもちゃ王国でお披露目されたのはアフリカのマダガスカルに生息するホウシャガメ5匹です。
個体によって異なる甲羅の放射状の模様が特徴で、甲羅の長さは35センチ程度あります。
人参やキャベツなどの野菜をエサとし、25度から30度の気温で飼育されています。
ホウシャガメが一般公開されるのは岡山県では初めてのことです。
今回公開されたのはおよそ15年前に日本に運ばれた絶滅危惧種のホウシャガメで去年11月まで東京を拠点に生物保全活動に努める一般社団法人エコロジー・カフェが保護飼育をしていました。
一般公開に向けておもちゃ王国とエコロジー・カフェが連携して飼育施設を設立し子どもたちに生き物の多様性について知ってもらうことを目的にお披露目されています。
一般公開は当面の間行い、今後は子どもたちに向けたエサやり体験も行っていく予定です。




