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倉敷新鋭作家選抜美術展 彫刻と絵画 2人の作品を展示

倉敷にゆかりのある若手作家を紹介する美術展が、倉敷市立美術館で始まりました。

「倉敷新鋭作家選抜美術展」は、倉敷にゆかりのある期待の若手作家の発表の場として、1999年から開かれているものです。
23回目を迎えた今回は彫刻と絵画の2人の作家が選ばれ、近年の作品を中心に約20点が展示されました。
倉敷市出身の彫刻家・大前和之さんは、総社南高校の美術工芸コース1期生として卒業し、1998年の岡山県美術展では県知事賞を受賞しました。
鉄を中心に石や木材を組み合わせて、これまでに見た景色や感じたことを表現しています。
こちらは、西日本豪雨災害後に恩師の復興を手伝った経験から生まれた作品です。
オブジェには、泥まみれになって出てきた鉄板も使っています。
倉敷市玉島在住の石原直樹さんは、去年から今年にかけて描いた抽象画を展示しています。
こちらは、縦約2メートル、横約7メートルの大作です。
アトリエいっぱいにキャンバスを並べ、薄く溶いた絵の具を流していく方法で制作しました。
石原さんは、10年ほど前から使っている同じキャンバスに繰り返し絵の具を重ねて新たな絵を描いているため、過去に塗った絵の具の凹凸がいたるところに浮かび上がっています。
さらに、現在は主に油絵を手掛けていますが、ペンキやアクリルを使っていたこともあり、見えない部分にも石原さんのこれまでが詰まっています。
倉敷新鋭作家選抜美術展は、今月11日(日)まで、倉敷市立美術館で開かれています。

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  • 放送日:2022/12/06(火)
  • 担当者:森 絢子
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