玉野市の永井地区で救命措置を学ぶ出前講座が行われました。
出前講座には永井地区の住民16人が参加しました。
約200人の住民が暮らす永井地区では60代以上が3分の1を占めています。
突然の事故や災害、病気などで救急車が必要になった際、到着までに出来る応急手当を住民に学んでもらおうと、消防署の職員を招いて講座が開かれました。
講座では、意識不明で倒れている人が心肺停止状態になっている想定で行われました。
まず周囲の安全や倒れている人の意識、呼吸の確認をします。
呼吸がなければ、すぐに心臓マッサージを行い、AEDを準備します。
心臓マッサージは胸が5センチほど下がる強さで、絶え間なく行うため、意外に体力を使います。
参加者は腕をまっすぐにのばすなどアドバイスを受けながら、真剣に取り組んでいました。
この講習会は、今後も定期的に行われます。




