倉敷市美和の倉敷中央病院の第3棟が完成し、10月1日の全面オープンを前に公開されました。
倉敷中央病院の南東に新築された第3棟は、地上14階で市内で最も高層の建物です。急性期医療の核となる2階の手術センターには、手術室10室が新設され、既存部分や今後の増築部分をあわせると合計32室となり国内最大規模となります。4階の集中医療センターには、ICU集中治療室12室を備えたほか、脳神経の集中治療室NCU14室を設けました。特に、脳神経専門の集中治療室をこれだけ多く確保しているのは、全国的にも珍しくトップクラスということです。5階から13階は、病棟となっていて404床を備えています。アメニティにも配慮がされていて4人部屋のすべてのベッドに窓を配置、空調も個々に調整できる仕組みになっています。また、脳神経や呼吸器など臓器別に医療を行える体制が整えられます。このほか、地上51メートルの屋上には、庭園を設けたほか1階のフラワーガーデンには、モネの睡蓮が咲きます。倉敷中央病院では、第3棟の増築部分を来月着工、第1棟の改修工事を2012年までに終える予定です。




