県内で唯一の港の中にある“信号”、水島港内信号所の改修工事が先月(11月)行われ、信号がLED化されました。
航路での視認性が向上し船舶の安全性が高まることが期待されます。
昭和61年から、港を行き交う船舶の安全を守ってきた水島港内信号所。
IやOなど4種類のアルファベットを点滅させることで、長さ200m以上の船舶と長さ70m以上の船舶が水島港内航路内ですれ違わないようにしています。
信号所の電球およそ170球が全てLED化され、肉眼で見やすくなりました。
また、従来の電球は2カ月に1度交換が必要でしたが、今後はおよそ10年間交換の手間が省けるということです。
きょう(2日)は、LED化に合わせ報道関係者向けに信号所の内部が初めて公開されました。
水島港の入港隻数は、令和3年度では2万9444隻と全国2位を誇ります。
水島海上保安部では、地元の人にもあまり知られていない信号所を認知してもらうことで、水島港についてや海上保安部の職員の仕事内容についてPRしたい考えです。




