倉敷市在住のアーティストによるアクリル抽象画の作品展が、倉敷美観地区のギャラリーで開かれています。
会場にはキャンバスや布に描いた抽象画、デニム着物などおよそ80点が並びました。
作品展を開いたのは、倉敷市在住のアーティスト・Ayanoさんです。
魂を表す「まる」と感情の「うず」を鮮やかな色彩で描いています。
こちらは、Ayanoさんと両親を描いた作品です。
ホワイトデニムをキャンバス代わりに鮮やかなピンクの丸にミシン糸やボンドなどを組み合わせ、両親の寛大さや面白いキャラクターを表現しました。
そして、今回は新たな試みも。
児島の縫製会社などから協力を受け、デニム着物の絵付けに挑戦しました。
こちらは、四つ打ちの激しい音楽を聴きながら描いたもので、投げつけた絵の具や自由な線がその時の気持ちを活き活きと表現しています。
そのほかにも、見える位置で印象が変わるデニム帯や帯揚、半衿などの着物小物も多く手掛けました。
Ayanoさんの個展は、今月29日まで、倉敷市本町のギャラリー十露で開かれています。




