水島コンビナートの脱炭素化に向けて企業間で情報を共有し議論する組織「カーボンニュートラルネットワーク会議」が発足しました。
「カーボンニュートラルネットワーク会議」には水島コンビナートの企業や倉敷市、県など19の団体が入って設立しました。
西日本最大規模の水島コンビナートは県内の温室効果ガス排出量のおよそ半数を占めています。
「2050年カーボンニュートラル宣言」に合わせて水島コンビナートの脱炭素化を促進させようと発足しました。
ネットワークでは定期的に会合を開き水島地区の脱炭素化に向けて化石燃料を次世代エネルギーである水素やアンモニアに転換するための取り組みを話し合います。
初会合となった今回は日本のカーボンニュートラルの動向や行政の取り組みを紹介しながら企業間で意見交換が行われました。
コンビナート内で推し進められているさまざまな業種間でのエネルギー設備の共有や電気自動車の量産など効率化や省エネも意識した取り組みが報告されました。
ネットワーク会議では来年3月に取り組みの方向性を決める予定です。




