倉敷市の主婦・名取秀子さんが手掛けた日本画の作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
倉敷市大島在住の名取さん。
絵を始めたのは66歳のとき、友人に誘われて市立美術館の日本画講座に入ったのがきっかけです。
以来23年間絵筆を走らせ、岡山県美術展覧会で入賞を果たすなど、腕前も上がりました。
そこで、講座の指導者から勧められ、初めて個展を開きました。
これまでの作品30点は風景や草花が中心で、主に身の回りにある描きたいものを自由な感性で描いたものです。
有名な作品の模写もあります。
江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の「大原女図」は、今年に入って半年かけて仕上げたそうです。
89歳とは思えない気品のある作品です。
名取さんの作品展は、20日まで開かれています。




