今月(10月)24日に引退した玉野市出身の元競輪選手 三宅伸さんの引退セレモニーがきのう(30日)、玉野競輪場で行われました。
53歳での引退となった三宅さん。
1989年、日本競輪学校をトップの成績で卒業し、19歳でデビューを果たすと、競輪界の最高峰となるS級に30年間在籍。
2008年には40歳にして、全国のトップ選手9人で争うGIレースを初制覇するなど、現役生活33年間で優勝回数は45回。
生涯獲得賞金はおよそ10億9000万円です。
セレモニーでは倉敷市出身の後輩、石丸 寛之選手などが参加したほか、三宅さんの同期の有坂 直樹さんがサプライズで登場し、労いの言葉をかけました。
玉野競輪場には、市内外から多くのファンが駆け付け、三宅さんの引退を惜しんでいました。
三宅さんは今後、後進の育成などに携わり、県内の競輪を盛り上げていきたいということです。




