ホタルの飛び交う夜空を取り戻す活動に取り組んでいる倉敷市の市民グループ酒津のホタルを親しむ会は、飼育したホタルの幼虫を放流しました。
酒津のホタルを親しむ会が放流したホタルの幼虫は、卵からふ化させて飼育してきたヘイケボタルとゲンジボタルの幼虫です。6月にふ化したヘイケボタルの幼虫は、5ミリから1センチほどに成長しており約300匹を自然界へ放すことにしました。今回放流したのは、酒津の配水(はいすい)池(ち)から北東に流れている八ヶ郷用水路で水辺のカフェの下を通っている支流部分にゲンジボタルの幼虫500匹を放流しました。ヘイケボタルは、今回初めて美観地区の倉敷川に放流しています。また、酒津のホタルを親しむ会のメンバー10人は、ホタルの幼虫の放流に先立って去年の12月に建設したホタル生息実験水路ビオトープの草取り作業を行いホタルの幼虫が育つ環境を
整えました。




