服飾について学ぶ全国の学生に向けた繊維業界の企業をオンラインで見学するイベントが開かれています。
繊維産地ツアーは、倉敷ファッションセンターや倉敷市などでつくる倉敷ファッションフロンティア実行委員会が、繊維の産地としてものづくりの現場を知って就職に役立ててもらおうと2019年から行っています。
コロナ禍になってからはオンラインで実施され、今年度は繊維業界に興味を持つ全国の学生およそ1200人から申し込みがありました。
バーチャルツアーには、倉敷市を中心に岡山県内の14の企業と1団体が参加。
1社あたり45分程度配信します。
児島田の口で、デニム製品の加工や白製品の染色などを行う「豊和」では、石を使って洗うストーンウォッシュや、レーザー加工などを紹介。
普段は入ることができないものづくりの現場をバーチャルで訪問し、技術や魅力を体感できます。
また、現場見学のほか従業員から話を聞いたり、ZOOMのチャット機能を使って学生からの質問に答えたりするコーナーもあり、現場の生の声をリアルタイムで届けていました。
バーチャル繊維産地ツアーは来月2日までで、8日からは現地ツアーも実施予定です。




