倉敷、総社など高梁川流域の自治体で撮影された写真コンテストの優秀作品が決まり、倉敷市立美術館で展示されています。
備中国分寺の赤米、笠岡ベイファームのヒマワリ。
高梁川流域にある7市3町の自然と暮らしをテーマにした写真が並びます。
高梁川流域連盟が主催するこのフォトコンテストは、1992年から開かれています。
31回目を迎えた今年は、128人から419点が寄せられました。
このうち、入賞作品56点が会場に展示されています。
こちらは、最も優秀な「推薦」に選ばれた倉敷市吉田洋子さんの作品「ジャパンレッド」です。
日本遺産にも認定されている高梁市吹屋地区のベンガラ染めを、力強い手絞り、乾燥、そして機械による洗浄の3枚の組み写真で表現しました。
また、倉敷工業高校3年古城海里さんの作品「道端のバッタ」と、清心女子高校1年松田百加さんが早島公園で撮影した作品「自然への通り道」が、学生奨励賞に選ばれました。
このほか、船穂町で凛と咲く蓮の花をおさめた一枚や高梁川の潮止で一瞬にして魚を捕獲するミサゴをとらえた3枚組の写真など、力作ぞろいです。
高梁川流域の自然フォトコンテスト受賞作品の展示は30日までです。




