新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた倉敷屏風祭が、3年ぶりに開催されます。
あす(15日)の開幕を前に、大原本邸で屏風の公開が始まりました。
公開されたのは、江戸後期から幕末にかけて活躍した画家・岡本秋暉の「雲龍図」です。
大原家が所有する屏風でこれまでに2回展示されていますが、「コロナ払い」への思いから睨みをきかせた龍を選びました。
四曲一双の屏風の半双が店の間に飾られ、もう一方は有料で観覧できる語らい座の座敷に展示されます。
阿智神社の秋の例大祭に合わせて開かれる倉敷屏風祭は、新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となっていたため、今年は3年ぶりの開催となります。
展示場所は前回より8ヵ所減っていますが、本町から東町にかけての町家など19ヵ所で屏風や家宝の数々が飾られるほか、倉敷市立美術館など15ヵ所で協賛展示も行われます。
倉敷屏風祭は、15日と16日の2日間、午前10時から午後5時まで開催されます。




