山野草愛好家グループによる秋の山野草の展示が倉敷市児島で行われています。
鉢の中で可愛らしく実を付けたリンゴや柿。
こちらは葉っぱが真っ赤に紅葉し秋を感じさせてくれます。
倉敷市児島の旧柳田幼稚園で行われている秋の山野草展です。
会場には児島山草愛好会の会員１４人がおよそ２５０点の作品を持ち寄り展示しています。
展示のテーマは「秋」。
メンバーは秋らしく実をつけたものやこの時期に美しい花を咲かせる山野草を中心に作品を構成しています。
山野草歴５０年になる大倉康さんは２０年以上大切に育てている「ミセバヤ」を出品しました。
日照時間を調整しながら美しい赤色のグラデーションのある葉に仕上げています。
また会に入って３年目の武内志伸さんは幼少期に自宅近くの山でよく見かけていた思い出深い「ダイモンジソウ」を使って鉢を彩りました。
「ダイモンジソウ」は秋になると「大」の字の花を咲かせることからその名が付けられています。
児島山草愛好会では春と夏、秋の年３回一般に向けた展示を行っています。
山野草は鉢で育てるためこまめな水やりや剪定、植え替えが必要で１つ１つに手がかかっています。
展示はメンバーにとって日頃の丹精して育ててあげた山野草を披露する場となっています。
児島山草愛好会の「秋の山野草展」は今月１６日（日）まで倉敷市児島の旧柳田幼稚園で行われています。
