玉野市内の水墨画と墨彩画の愛好家グループ『玉峰会』の作品展が、玉野市立総合文化センターで開かれています。
玉峰会は、平成7年の発足時から玉野市田井の高津玉峰さんが指導していて、現在、荘内市民センターなど玉野市内5ヵ所で活動しています。作品展は、発足時から年に一度開かれており、今年は、会員40人が100点あまりを展示しました。玉峰会の作品は、草花や風景などをじっくりと観察して忠実に写生を行うことが、特徴です。被写体が、最も輝いている瞬間を作品に残すためです。会員の大野公平さんは、長年、構想をあたためていた『常山の櫻』を出展しました。桜の花びらや幹の皮などを丁寧に描写していて、地元の人たちに親しまれている桜の魅力を多くの人たちに伝えています。作品は、地元の風景を題材にしたものが多く見られ、あらためて自然豊かな玉野の魅力を感じることもできます。第16回水彩画・墨彩画『玉峰会展』は、今月12日まで玉野市立総合文化センターで開かれています。




