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総社東小学校の児童 被爆したピアノから平和を考える

広島に投下された原子爆弾によって被爆したピアノを使った演奏会が今月22日、総社東小学校で開かれました。

きれいな音色を奏でるのは、今から77年前、広島の爆心地から約1.8キロの場所で被爆したピアノです。
ピアノには爆風で飛び散ったガラスが突き刺さった傷などが残されています。
被爆ピアノを使った演奏会には、総社東小学校の5、6年生約100人が参加しました。
演奏会を開いたのは、広島の被爆2世でピアノ調律師の矢川光則さんです。矢川さんは、調律師として広島や長崎で被爆したピアノの保存活動を行っていて、現在、7台の被爆ピアノを保有しています。
2001年からは保有する被爆ピアノを使った演奏会を全国で開催し平和を訴えてきました。
演奏会では代表の児童4人が実際に被爆ピアノを演奏しました。
会では、当時ピアノを所有していた人の話やあたり一面が焼け野原となった中で奇跡的に残ったピアノであることなどが語られ子どもたちは、被爆ピアノを通じて平和について考えていました。
矢川さんはこれまで全国1500を超える場所でこの演奏会を行っていて総社市では今回が初めての開催となりました。

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  • 放送日:2022/09/27(火)
  • 担当者:土岐 和也
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