倉敷市福田町のヒョウタンおじさんこと小川訓弘さんが、市内26の幼稚園などの園児たちと一緒に植えたヒョウタンの苗が大きくなり、収穫の時を迎えました。植え付けから4ヵ月あまり、ヒョウタンは、どのように成長したのでしょうか。収穫までの様子を追いました。
5月7日、万寿幼稚園と大内保育園万寿分園に植えたヒョウタンの苗は、順調に大きくなり9月3日に取り入れが行われました。自分の手で植えた苗から可愛い形をしたヒョウタンがたくさん採れて園児たちはうれしそうです。
5月20日、小川さんは、倉敷市立第四福田幼稚園でヒョウタンの棚作りに汗を流していました。現在、26の幼稚園や子育て施設などでヒョウタン作りの世話をしている小川さんは、苗を植えたあともほぼ毎日、それぞれの幼稚園などを巡回しました。植え付けから3週間あまり中心となる親ツルが伸び始めています。ヒョウタンの白い花です。植え付けから一月半がたった万寿幼稚園でもツルが伸びて雌花のところに、ヒョウタンの赤ちゃんが出来ていました。6月24日、この日小川さんが訪れたのは、倉敷市立豊洲幼稚園です。苗を植えてから2ヵ月足らずといったところですが、ツルがぐんぐん伸びて鬱蒼としていました。この日園児たちからカレーパーティに招待されていた小川さんは、子どもたちと一緒にカレーを食べたあとヒョウタンのツルの剪定作業に臨みました。ヒョウタンをたくさん実らせるには、花を咲かせるためのツルの剪定と病害虫予防のための薬の散布作業は、かかせないそうです。7月7日七夕の日倉敷市福田町古新田にある子育てスペースピヨピヨひろばの七夕まつりに小川さんは、招待されました。ここでもヒョウタン作りをすすめている小川さんは、人気者です。そして、とても元気でした。小川さんの元気の源、若いパワーをもらったその日の午後、小川さんは、万寿幼稚園で作業に励んでいました。こうした小川さんの努力の結果苗の植え付けから4ヵ月が経ちヒョウタンの収穫期を迎えました。今年の猛暑の影響でツル枯れがひどく、例年の半分ほどの収穫量でしたが、万寿幼稚園では、300個のヒョウタンが収穫できました。収穫したヒョウタンは、すぐにドリルで芯を取りのぞき、中の種抜きをするため一か月ほど水に浸しておくことになります。




