玉野市の八浜町で二十世紀梨、『マル八梨』の収穫が、始まっています。
玉野市八浜町大崎は、県内では岡山市の一宮地区などと並び、二十世紀梨の産地で、八浜地区では『マル八梨』として生産しています。現在は10軒程度の農家が栽培しており、6日から収穫が始まりました。大塚 智健さんの4・5ヘクタールの梨園でも、早朝から収穫作業を行いました。今年の梨は、夏の猛暑と雨量の少なさが影響し、玉は少し小ぶりとなっています。しかし、味のほうは例年通り、上々だということです。『マル八梨』の糖度は、通常の二十世紀梨よりも平均して2度程度高く、13度にもなります。酸味と甘みのバランスも絶妙で、秋の訪れを告げる味として贈答品としても好まれています。収穫した梨はすぐに手作業で仕分けします。4キロと7・5キロに梱包されたものは、北は北海道から南は沖縄まで、その日のうちに全て出荷されるということです。『マル八梨』の収穫作業は、今月25日頃まで続けられるということです。




