総社市民ギャラリーできょうからきりえの会吉備路による作品展が始まりました。
きりえの会吉備路は、総社市中央公民館と阿曽分館で活動しています。5回目となる作品展には、会員と講師の力作、およそ40点が並びました。今回のテーマは「吉備路」です。これまでは自由なテーマで制作していましたが、節目の年を迎え、地元の良さを再認識しようと吉備路をテーマにしました。会員同士で備中国分寺や宝福寺、総社宮など、吉備路の風景を求めて、スケッチや写真撮影に出かけて、切り絵のデザインを決め、去年の秋ごろから制作してきました。制作では、建物や木などの縁が際立つように黒い紙を切り抜き、その後、裏へ色の付いた和紙を貼り付けていきます。最後に白色の台紙に貼り付けたら完成です。どの作品も立体的に見え、見る人を切り絵の世界へ惹きこんでいきます。きりえの会吉備路による「第5回きりえ展」は今月12日(日)まで、総社市総合文化センター内、市民ギャラリーで開かれています。




