オーストラリアの民族楽器ディジュリドゥのコンサートが開かれました。
ディジュリドゥは オーストラリアの先住民族アボリジニの楽器で現地ではユーカリの丸太で作られたユニークな管楽器です。倉敷市西阿知町西原の雑貨店で開かれたコンサートにはディジュリドゥのファンなどが訪れ満席となりました。演奏をしたのは倉敷市真備町の河田嘉彦さん35歳です。河田さんはおよそ10年前に知人の紹介でこの楽器に触れ、音色や表現できる世界の深さに一気に引き込まれたそうです。現在は 東京などでも演奏活動を展開する一方、県内でディジュリドゥ教室の講師を務めています。ディジュリドゥは 長さ1mから1.5m程度の円筒形で、音色をかえる穴などは空いていません。唇の動きや振動で音を出し、厚みのある音色を響かせます。また、音の切れ目がない演奏をするために鼻から呼吸しながら演奏する「循環呼吸法」がコツとなっています。会場では、様々な竹や木など様々な材質で出来たディジュリドゥの体験会も開かれ、参加者は頬をふくらませながらその音色を楽しんでいました。また 河田さんの受講生もいっしょにこれまでの練習の成果を発表し、ディジュリドゥの魅力をアピールしていました。




