岡山県立南部高等技術専門校が、求職者を対象に民間教育機関へ委託訓練する公共職業訓練の入校式がきょう行われました。
入校式には、八ローワークを通じて申し込みのあった求職者のうち、20歳から60歳代までの受講者113人が出席しました。職業訓練は、民間の教育機関で専門的な分野を学ぶことで技能の向上と就職を目指すことを目的としていて、今年度はマーケティングや介護サービスなど、10の訓練コースが設けられています。式では、西道通博学校長の挨拶の後、訓練を委託された民間教育機関の担当者が一人ずつ祝辞を述べました。担当者の一人は「厳しい就職状況だが、訓練はひとつの過程で、目的は再就職にあるのでがんばってほしい」と受講者に激励の言葉を贈りました。きょう入校した受講者は、今月から3ヵ月間、それぞれの民間教育機関で専門分野を学ぶことになっています。この制度は、国の委託で岡山県が行っているもので、テキスト代など実費が必要なもの以外は、無料で受けることができます。




