企業の交通事故責任と予防対策について考えるセミナーが、倉敷自動車教習所で開かれました。
セミナーには、倉敷市内の13事業所からおよそ30人が参加しました。参加者は、まず、運転シミュレーターなどを使ってどんな時に、どんな人に交通事故が発生しやすいかを体験しました。安全体験では、衝突時にエアバックが作動する状況を確認したり、車体が横倒しや180度逆さまの状況でのシートベルトの有効性を確認していました。講義では、講師の倉敷交通教育センターの青木洋さんが、体験から得られるデータをもとにした交通事故の予防対策について話しました。青木さんは、「事故の危険性や原因をいくら見聞きしても仕方ない。情報を共有して実行することが重要です」と強調しました。このセミナーは、倉敷商工会議所の運輸交通部会が開いたもので1月に次いで今回が2回目の開催です。




