様々な自然の材料を使った草木染め作品の展示会が、倉敷アイビースクエアの愛美工房で開かれています。
展示しているのは、岡山市の御津公民館など県内4つの公民館で活動している草木染め講座の受講生でつくる「あゐの会」のメンバーです。会場には、50人のメンバーが手がけたタオルストールやテーブルセンターなどおよそ500点の作品が並んでいます。染め物の代名詞といえる藍をはじめアカネや、タマネギの皮を使ったものまで染料となる原料は様々。四季折々の草や木の枝などを原料に使っていくことで季節感を表現することができ、染め方を変えるだけで風合いの異なる作品が出来るのが魅力です。あゐの会の代表で、講師をつとめる染色家の松本 道子さんは、「花が咲く前の葉に色素が多く含まれている」と話し、展示された作品はいずれも自然で落ち着いた淡い色合いに染められたものばかりです。あゐの会による草木染め作品展は12日(日)まで倉敷アイビースクエアの愛美工房で開かれています。なお、会場では期間中毎日、刈り取ったばかりの藍の葉から染め物をつくる体験教室も開かれます。




