防災週間にちなんで総社市消防本部は、AMDAグループ代表の菅波茂さんを1日消防長に迎えました。
菅波さんは世界各地の被災地や戦災地を回り復興支援や戦場医療の分野で活躍しています。総社市消防本部はあと数十年のうちに発生するとされる南海地震などに備え、消防職員の防災意識の引き締めを図るため菅波さんを招きました。消防長の委嘱式ではすみれ保育園の園児たちがマーチング演奏で花を添えました。菅波さんは「消防の職務は市民にとって一番大切な危機管理の部門。自助・共助・公助の精神で職務に励んでください」と職員を激励しました。このあと、菅波さんは阪神淡路大震災と同じ強さの震度6の揺れを体験したり高規格救急車を見学したりしました。消防の通信指令室では119番通報を受けてから消防車が出動するまでの流れの説明を受けていました。総社市とAMDAは去年6月に多文化共生に関する協定を結んでいます。




