玉野市立玉野商工高校機械科の1年生が地元企業で製品を測定する体験実習を行いました。
地元企業・宮原製作所での体験実習には今年入学した玉野商工高校機械科1年生 約30人が参加しました。
宮原製作所は排気弁やピストンなど主に船舶エンジンの部品を作る会社です。
社員を講師に迎えて行われるこの実習は、ものづくりの基本である製品の測定を学ぼうと例年、1年生を対象に開かれていて これで4回目となります。
今回は、エンジンの排気弁についている鉄製の部品を検査するための作業を行いました。
測定に使うのは「マイクロメータ」という1000分の1ミリの単位まで図ることのできる道具です。
生徒たちは普段の授業で使っているより大きい道具に苦戦しながらも、製作所の社員たちからアドバイスを貰い測定を進めていきます。
また本社工場では更に大きなマイクロメータを使って部品を測定する実習も行われ生徒たちは真剣な表情でプロの技術を学んでいました。
体験実習の他に若手社員たちとの座談会も行われ、メーカーで働く人のリアルな声を聞きながら未来への想像を膨らませていました。
玉野商工では2、3年生でも宮原製作所での実習を行う予定です。




