玉野市の駅東創庫では、芸術作家による合同展、『宇野現代美術 Ｖｏｌ２』が開かれています。
合同展を開いているのは、玉野市のアートの拠点施設『駅東創庫』で活動している芸術作家６人です。アート作品のジャンルは平面やガラス、アニメーションなど様々。６人の作家それぞれの個性が光る作品展となっています。このうち、造形美術家の清水直人さんの作品『器‐手１～６』は、シリコンでできた人間の手指に虫ピンを刺した独特のアートです。肉体である人間の手指と精神である虫ピンがお互いに作用する様子を表現しています。続いて、平面・立体芸術作家のＳＨＩＧＥＲＵさんの作品です。架空のキャラクターの「ストライプマッシュルーム」が平面である絵の中の芝生に生えており、そこから床に落ちた胞子が立体となる様子を表現しています。この平面と立体の対比による遊び心を楽しんで欲しいということです。駅東創庫には瀬戸内国際芸術際の影響もあり、普段よりも多くの人が訪れているということです。この合同展は、９月１３日まで玉野市築港の駅東創庫で開かれています。
