倉敷や京都で活躍する美術作家たちによる 倉敷京都国際文化交流展が、倉敷市立美術館で開かれています。
この交流展は、古き良き歴史と伝統を持つ文化都市である、倉敷と京都の文化交流を深めようと、今回初めて、開催されました。
倉敷・京都それぞれから18人ずつの作家が参加し、約100点が出展されました。
備中和紙と糸を使った作品や木彫りのオブジェから切り絵まで、ジャンルを問わず個性豊かな作品が並びます。
鮮やかな色使いが目をひくこちらの作品は倉敷市在住のアーティスト、Ayanoさんが手がけたものです。
児島のデニム生地をベースに、デニムのたて糸やボンド、ギターの弦などを使ってAyanoさんの頭の中を抽象的に描きました。
京都府の中村えい子さんは織りや編みなど違う手法で繊維を繋げ、 永遠に繋がり続けていく命を表現しています。
また、繊維にも自然のものであるトウモロコシの葉っぱ、人口のものであるロープなど色々な素材を使い、人々の多様性も訴えています。
倉敷京都国際文化交流展は今月29日まで倉敷市立美術館で開かれています。
また、倉敷市玉島の遊美工房や倉敷市阿知のカフェ&ギャラリー青い鳥にも作品が展示されています。




