町内のお地蔵さんをまつり、子どもの成長を願う「地蔵盆」が24日、倉敷市の庄地区で行われました。
毎年8月の23、24日に行われる「地蔵盆」は、地域によっては「地蔵祭り」とも言われています。24日は地域の子どもたちを中心に10人ほどが集まり、地蔵に手を合わせました。地蔵盆の主役は子どもたちで、お参りをして、お菓子などをもらうのが楽しみになっています。昔は至るところで行われていた風習ですが最近ではあまり見かけなくなってしまいました。倉敷市内でもなくなりかけているこの風習を復活させたいと考えて、昨年から庄地区で地蔵盆を行っているのが岡秀行さんです。岡さんは数年前、長野県の善光寺を訪れた際に、たくさんの子どもたちで賑わう地蔵盆の光景を見たそうです。倉敷にもそのような光景を蘇らせたいという強い思いで地蔵盆を企画しました。




