県立倉敷工業高校で、学校施設を開放しての「染色の体験教室」が開かれました。
倉敷工業高校ファッション技術科では、授業内容を地域の人たちにも体験してもらい倉敷工業高校について理解を深めてもらおうと毎年、染色教室を開いています。今年は、9人が参加し、染色家で倉工の講師を勤める松本道子さんから染色技術の基本を教わりました。
この日行ったのは和紙の染色です。参加者は障子用の和紙を三角や四角に折りたたみ、ヤマモモやログウッドといった染料を使い分けて、和紙を広げたときに浮かぶデザインを想像しながら思い思いに色を着けていきました。参加者は、染めた和紙を乾燥させた後、うちわの骨組みに貼り付け、自分だけのオリジナル団扇を完成させました。この染色教室は、27日までの3日間行われ、「藍染」や「ろうけつ染め」などの染色技術を学び、テーブルセンターなどを作ることになっています。




