KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

施設の老朽化などに伴い建て替え工事が進められていた「倉敷市少年自然の家」が「倉敷市自然の家」と名前を変えて来月１日にリニューアルオープンします。
再開館後は、民間の団体が中心となり運営を行っていきます。

「倉敷市少年自然の家」は１９７６年に建設され小中学生の野外学習やスポーツ少年団の合宿場などとして年間およそ１万４０００人が利用していました。
しかし、施設の老朽化などにより建て替えることになり、２０１９年１２月から工事が行われていました。
そして、施設の建て替えが終わりきょう（３０日）、「倉敷市自然の家」の竣工式が行われました。

新しくなったメインの施設にはこれまであった食堂や研修室に加え敷地内、３ヵ所に分かれていた宿泊室が１つに整備されました。
最大で２２０人が宿泊可能で建て替え前、要望が多かった冷暖房を完備しています。
また、施設内の段差をなくしユニットバスを整備するなどどんな人でも使いやすい施設へと生まれ変わりました。

施設は倉敷市が運営していましたが財政負担軽減などを目的に民間の資金とノウハウを活用するＰＦＩ方式で施設の建て替えから維持管理、運営までを民間が中心となって行っていきます。
敷地内には新たにアクティブラーニングのための施設が整備され一般利用のための体験プログラムは毎月更新していくなど民間のノウハウを使いより多くの人に利用してもらえる施設を目指していきます。

「倉敷市自然の家」では来月３日に敷地内の桜を見るイベントが、３０日にはハンドクラフトや火おこしなどが体験できるイベントが予定されています。
余裕があれば倉敷市内に住んでいる方は施設の予約が可能です。
また、市外に住んでいる人も来月（４月）４日から予約が可能となります。