KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

岡山県は新型コロナ対策本部会議を開き、３月末までとしていた「リバウンド防止期間」を予定通り終了することを決めました。
４月からはこれまでの行動制限を緩和するものの県民には引き続き基本的な感染防止対策を続けるよう呼びかけました。

対策本部会議では初めに３月２１日から２７日までの直近１週間の確保病床使用率は１８・８％と２０％を下回っていることが報告されました。
こうした医療体制の改善を受けて対策本部会議は３月７日から続けている「オミクロン株リバウンド防止特別対策期間」を予定通り今月末で終了することにしました。

県立学校の対応についてはこれまで中止や延期としていた学校行事は学校の実態に応じて判断する、部活の対外試合や合宿についても慎重に検討すると、緩和の方向を打ち出しました。
ただ一方で、今年に入って３月２３日までに死亡した感染患者８５人のうち７０代以上が９５％を占め、入院者数１６２９人のうち６０％が７０代以上であることも報告されました。
こうした感染の傾向から４月からの県民へのお願いとして(1) 高齢者や基礎疾患のある人と接する場合は感染リスクの高い行動は避ける(2) 体調が悪いときはすぐ受診を(3) 会食は少人数、短時間に(4) 引き続いて基本的な感染防止策の徹底を(5) ワクチンの接種をーの５点を呼びかけることを発表しました。