倉敷真備ライオンズクラブは真備町復興支援事業として取り組んでいた、防災看板の設置と境地区公会堂の再建をこの度終え、きのう(26日)、防災看板の贈呈式と境地区公会堂の落成式が行われました。
防災看板は水害時に避難を誘導するものをはじめ、西日本豪雨の際に実際にどれくらいの浸水があったのかを示すものなどを、線路の橋脚や学校の近くといった住民の目につきやすい場所合わせて46カ所に設置しています。
看板の贈呈式では伊東 香織市長へ目録が贈られました。
合わせて、まびいきいきプラザとマービーふれあいセンターの2カ所に設置された、西日本豪雨災害の記憶を刻む記念碑の除幕式も行われました。
また、去年8月から建設が進められていた、境地区公会堂の落成式が行われました。境地区では、西日本豪雨災害によって旧公会堂が全壊し、地域住民の交流の場が失われていました。
新たな公会堂は防災拠点としての機能を備えています。
1階の交流スペースに加え、2階は備蓄品を備えた防災スペース、屋上は避難場所となっています。
倉敷真備ライオンズクラブは、2019年から真備町復興支援事業として、防災看板と記念碑の設置、境地区公会堂の再建に取り組んできました。
クラブのメンバーの9割は真備町在住で、そのうちの8割が被災、事業所や自宅は全壊、大規模半壊という状況の中、全国のライオンズクラブなどから支援を受け、3年に及んだ真備町復興支援事業を完了させました。




