倉敷市の真備中学校では東日本大震災で被災した福島県の中学生と4年前から交流が続いています。
生徒たちは真備町や岡山を発信する動画を福島の人へ向けて制作しました。
この動画は真備中学校の生徒会が制作したものです。
福島と交流するようになったきっかけは4年前に真備町を襲った西日本豪雨災害でした。
福島県の中学生団体「福島県中学生リーダーズサミット」から寄付金と応援幕が贈られたためお礼の手紙を返したところ、真備の被災状況を伝えてほしいと頼まれ、交流が始まりました。
リーダーズサミットは中学生が地元の未来と真剣に向き合う活動団体です。
4日間に及ぶ広島での合宿にも参加し、当時1年生だった生徒はほかの生徒会の取り組みや積極的な姿勢に刺激を受けました。
その繋がりから岡山の魅力を福島へ向けて発信するPR動画を制作することになり、およそ1年かけて、1分50秒の作品に仕上げました。
福島の中学生と交流してからは生徒会新聞の発行やあいさつ運動の実施を積極的に取り入れていくなど生徒たちに変化がありました。
真備中学校では今後も福島の中学生との交流を続けていきたいと考えています。




