玉野市の由良病院では、患者や院内のスタッフに自然災害への備えについて考えてもらおうと、きょう(11日)から防災展が開かれています。
東日本大震災の発生した3月11日に合わせて行われたこの防災展は、玉野市を拠点に防災・減災活動や被災者支援に取り組む「おかやま笑顔プロジェクト」の協力のもと、由良病院が初めて企画したものです。
待合室ロビーの一角には非常食や防災グッズおよそ200点をはじめ、「おかやま笑顔プロジェクト」が西日本豪雨や東日本大震災の被災地で活動した時の写真パネルを展示しています。
感染症対策やプライバシー確保にもつながるとして、近年、注目を集めているテントを使う避難セット、女性に特化した持ち出し品の紹介など、様々なニーズに対応した最新の防災グッズに、訪れた人は関心を寄せていました。
由良病院とおかやま笑顔プロジェクトは今年5月に提携を結ぶ予定で、共同の防災訓練の実施や、おかやま笑顔プロジェクトが所有する民間救急車の病院での活用などに取り組んでいきます。
由良病院の防災展はあす(12日)も午前10時から午後1時まで行われます。




